建設業許可業者数の推移

以前に建設業許可を持っている事業者数はどのくらいなのか、推移はどのようになっているかを調べたことがありましたので記録しておきます。

建設業許可の事業者数と推移

国土交通省の統計(H27.3月末)では全体で472,921業者という結果が公表されていました。
過去の許可ピーク(平成12年)は600,980業者で、ピークから見れば、約21%減というものです。
また、平成12年のピークから右肩下がりではなく、平成24年の469,000業者から若干の増加がみられています。
直接的ではないにしても、経済の状況によって大きく上下しているのではないでしょうか・・・

最近の傾向

平成28年ごろから、お客さんから、建設業の許可がないと下請けがスムーズに受けられなくなりそう・・という声が増えているような気もします。
まとめて考えてみますと、下請けに出す企業側も安全な体制づくりやコンプライアンス等などで「建設業許可」の取得の有無を判断材料としているところが増えたのではないでしょうか・・・
実際施工額が100万円未満等いわゆる「軽微な工事」主体(もしくはそれだけ)の所でも同じような声を聴きます。
建設業許可をとってから大口の契約がとれたという話もありますが、最近は、建設業許可ありきで規模・施工金額にかかわらず下請けを行うという傾向が強くなってきたのではないでしょうか・・・

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