建設業許可の番号で社歴はわかるのか?

建設業の許可番号で営業年数はわかるかどうか?

建設業許可番号は「大阪府知事 般ー29 第9876543号」のような感じです。
この「般」は一般の(特なら特定建設業)「ー29」は年度なので建設業の営業の年数ではありません。
※例えば、金融業や不動産業では 知事( 3 )第1234567890号等と表記されていますので、この()内の数字で更新が何回されているかが推測できます。
不動産業(宅地建物取引業)は建設業と同じく5年です。
上記の例であれば少なくとも10年(3回目の更新なので2×5年+許可日からの年数)以上は営業していると取れます。

建設業の場合はどうみるのか?

一概に年数が新しい古いで判断しかねますが、上記例の第9876543号というものが過去からの通番なのである程度は推し量ることができます。
※ちなみに、大阪府知事の一般許可で、平成29年上旬では 14万後半 14××××あたりです。そういうところから考えていくと
知事許可で5桁の番号を持つ事業者は結構、古くから許可を取って営業をしているのではないでしょうか?
過去の許可関係の制度と現在では大きく相違はあるのですが、番号のみで少し推測はできます。
具体的な社歴であれば、府庁で閲覧制度もありその中の「営業の沿革」たるもので確認できます。

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