大臣許可と知事許可・大臣は偉いの?

大臣許可と知事許可

建設業許可で大臣許可と知事許可がありますが、大臣だから規模が大きいとも限りません。
大臣許可の場合少なからず「2以上の営業所」が存在しているのは確かですが、この大臣と知事の違いは、建設業の営業所が2以上あって、その所在地が都道府県をまたいでいるかどうかによって変わります。
○3つの事業所があってもすべて大阪府内に所在する場合は、複数の営業所でも「知事許可」
○2つの事業所があって、営業所が「大阪」「兵庫」にあるような場合には「大臣許可」という感じです。

審査に違いはあるのか?

基本的な要件は同じです。
しかし、申請から許可までの日数が通常知事であれば30日程度ですが、大臣許可の場合120日程度となります。(標準処理期間と言われています)
申請窓口は、各知事許可申請場所であり(大阪府の場合、他の都道府県も同様と思われます)そこから大臣許可担当部署へ書類送付等の事務関連で30日、そこからの大臣許可審査が90日を目安としてるからだそうです。
審査の違いというのか、必要書類・確認書類の細かい部分については、都道府県に若干の相違があるのと同じく大臣許可も段取りに知事と比較すると違いがある程度です。
以上今回は大臣許可と知事許可についての一部を紹介しました。

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